病院で異常なし…それでも続く動悸の正体とは? 自律神経と東洋医学から解説

動悸を起こしている女性の画像

動悸が続くのに異常なしと言われた方へ。

結論から言うと
動悸の多くは

・自律神経の乱れ
・ストレス
・体の巡り

が関係しています。

自律神経との関係を東洋医学の視点から解説し、日常でできる整え方をわかりやすくお伝えします。

最近こんなことありませんか?

・急にドキドキする
・病院では異常なしと言われた
・でも不安が消えない

「このまま大丈夫なのかな…」

そんな不安を抱えながら過ごしていませんか?

実はその動悸、
「自律神経の乱れ」が関係していることが多いです。

検査では異常がないのに、動悸だけが続く。
薬を飲むほどではないが、不安になる。

臨床でも

「急にドキドキして怖くなる」
「ストレスがかかると出てくる」

という相談はとても多く見られます。

このような動悸には

自律神経の乱れ
体の巡りの問題

が関係していることが多くあります。

自律神経の基本については、こちらで詳しく解説しています。
自律神経とは?東洋医学でわかりやすく解説

また、不眠や不安とも深く関係します。
不眠と自律神経

結論:動悸の主な原因

動悸の原因は大きく分けて次の4つです。

自律神経の乱れ
ストレス(精神的負荷)
血流や循環の問題
東洋医学でいう気血の乱れ

この中でも特に多いのが

自律神経とストレスの影響

です。

動悸の原因(自律神経との関係)

動悸とは、心拍の変化を強く感じる状態です。

本来、心臓は無意識に動いていますが、
その動きが強く感じられると「動悸」となります。

自律神経と動悸

心拍は自律神経によって調整されています。

交感神経が働くと

心拍が上がる
血圧が上がる

副交感神経が働くと

心拍が落ち着く
リラックス状態になる

このバランスが崩れると、動悸が起こります。

自律神経が乱れるとどうなるか

ストレスや不安が続くと

交感神経が過剰に働く

その結果

・突然ドキドキする
・脈が速くなる
・落ち着かない

といった状態になります。

その他の要因

カフェイン
睡眠不足
疲労
ホルモンバランス

これらも動悸を引き起こす要因になります。

動悸の原因を東洋医学で解説

東洋医学では動悸は

心と気血の乱れ

として考えます。

五臓の関係

心(しん)と動悸

東洋医学では

心は血脈を司る

とされています。

つまり心は

心臓の働き
精神状態

の両方に関係します。

心が乱れると

動悸
不安
不眠

が起こります。

気虚と動悸

エネルギー不足の状態です。

・動悸
・疲れやすい
・息切れ

体を支える力が弱くなっています。

血虚と動悸

血が不足している状態です。

・動悸
・不安
・眠りが浅い

心を安定させる材料が足りていません。

気滞と動悸

ストレスによる気の停滞です。

・胸の詰まり
・ドキドキ
・呼吸の浅さ

気の巡りが悪くなることで起こります。

五臓六腑との関係

動悸には特に




が関係します。

心:精神と心拍
肝:ストレス
脾:エネルギー生成
腎:回復力

これらのバランスが崩れると動悸が起こります。

症例:40歳女性 ストレスと動悸

40歳女性
ご主人とお子さん2人の4人家族

仕事と家事を両立しており、常に忙しい状態でした。

来院時の主な症状は

・急にドキドキする
・夜になると不安感が出る
・眠りが浅い
・疲れが抜けない

という状態でした。

病院に通ったが異常なしとのこと。

詳しくお話を伺うと

・仕事のストレスが強い
・常に気を張っている
・休む時間が少ない

という生活でした。

体の状態は

・首肩の緊張
・呼吸が浅い
・お腹の硬さ

が見られました。

東洋医学的には

気滞(ストレス)
血虚(栄養不足)

と判断しました。

施術では

・気の巡りを整える
・血を補う
・呼吸を深くする

ことを中心に行いました。

数回の施術で

「ドキドキする回数が減った」
「夜が落ち着いてきた」

という変化が見られました。

このように実際に当院でも、
「検査では異常がない動悸」で来院される方は非常に多いです。

なぜ動悸は繰り返すのか

一時的に落ち着いても再発する。

それは原因が

自律神経と体の巡り

だからです。

表面的な対処だけでは改善しにくい特徴があります。

改善のポイント

体を温める
呼吸を整える
無理をしない
考えすぎない

特に呼吸は重要です。

浅い呼吸は動悸を強め、
深い呼吸は落ち着かせます。

例えば

4秒で吸って
6秒でゆっくり吐く

これを1分続けるだけでも、
自律神経は落ち着いていきます。

温める方法についてはこちら
温泉と自律神経の関係

動悸におすすめのツボ


内関(ないかん)

手首の内側、手のひら側でシワから指3本分ひじ側

効果
・動悸の緩和
・自律神経の安定
・不安の軽減

神門(しんもん)

手首の小指側のくぼみ

効果
・精神安定
・不眠改善
・動悸の軽減

太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間

効果
・腎を補う
・不安、動悸の改善

鍼灸でできること

鍼灸では

気血の巡り
自律神経

を整えます。

特に



お腹

を整えることで、動悸が軽減するケースが多くあります。

よくある質問

動悸は病気ですか?

→ 異常がない場合は、自律神経の影響が多いです。

どのくらいで改善しますか?

→ 状態にもよりますが、1〜2ヶ月で変化を感じる方が多いです。
  根深い原因がある方は長期の施術が必要になる可能性もございます。

ストレスが原因ですか?

→ 非常に関係が深いです。

まとめ

動悸の原因は

自律神経
ストレス
気血の乱れ

です。

東洋医学では

心と気血のバランス

として考えます。

体を整えることで、動悸は落ち着いていきます。

「検査では異常がないけど、動悸がつらい」

そんな方は、体から整えるという選択もあります。

放っておくと慢性化することもあるため、
早めに体を整えることが大切です。

一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

こんにちは。木氣治療室院長の石塚雅章です。痛みがない、病気になっていないから私は健康です、とは言えません。日常の動作や姿勢、生活習慣を見直し、予防しましょう。そして、体の不調がなく、趣味を長く続け幸せな生活を送っていただけるよう、サポートをしていきますのでよろしくお願いします。

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