東洋医学について

東洋医学について
東洋医学とは?

「病気がなければ健康」というのではなく、気(エネルギー)・血(血液)・津液(体内の水分)の巡り、量や質のバランスが取れている状態を健康と言います。

また、鍼灸は体質を変え、免疫機能をあげることができます。当院は鍼が怖いという方でも、刺さない鍼「ていしん」での施術もできるため安心して受けられます。

主にツボを使い体の中の状態を良くし、内臓の働きや気血津液の巡りを良くします。
体の痛みを取るだけでなく、風邪の症状や、婦人科系の疾患、皮膚の疾患など内科的疾患にも効果があります。

東洋医学と西洋医学の違い

東洋医学 西洋医学
基礎となる思想 自然哲学思想 自然科学思想
身体観 全身が相互に関連する1つの有機体 様々なパーツの集合体
健康観 人間の身体は元来不安定なもの 健康であることが当たり前
疾病観 相対的・全体的
「バランスが崩れた状態」
「未病治」(予防医学)
→治療の対象
絶対的・分析的
「身体諸機能の障害」
「健康でない異常状態」
不調があっても検査で異常がなければ病気とみなさない。
診断方法 四診(望・聞・切・問)
マクロで診察
↓
身体全体の確認
↓
診断(証を立てる)
↓
診断即治療
問診
ミクロで診察
身体診察
生化学的検査
画像診断
↓
病名診断・予後推定
治療方針決定

東洋医学の特徴

東洋医学の特徴(診断・予後推定・治療方針決定)
心身一如の医学

心と体は一体のもの。
人体のあらゆる機能は心と体の相互作用によってなされる。
精神状態や感情の動きを病因として重視し、身体の異常は精神活動に影響すると考える。
病を全体的に捉え、局所だけでなく全体治療を重視する。

未病治

予防医学の考え。東洋医学の理想である。
未病とは、半健康な状態でこのまま放置しておくと、本格的な病気に発展してしまうこと。
気・血・津液の調和がとれていない状態。

気・血・津液とは

気とは

生命活動の根源となる目に見えないエネルギーを指す。

血とは

西洋医学の血液と同じ考えだが、東洋医学ではそのものの働きや循環作用など広い意味が含まれる。

津液とは

体内に存在する血液以外のものを指す
津・・・体内を自由に巡る。
液・・・関節内や細胞内の体液として特定の組織内を巡る。

東洋医学でいう津液の説明

陰陽論

自然界も体も「陰」と「陽」に分けることができる。

・陰とは、夜の月のように静かで暗く、冷たい状態を象徴している。そしてその本質は内向きの力が働く凝集の性質である。

・陽とは、昼の太陽のように、動的で明るく、熱い状態を象徴している。そしてその本質は外向きの力が働く拡散の性質である。

西洋の自律神経に置き換えると、陽は交感神経(活動時)、陰は副交感神経(休息時)。陰陽のバランスが崩れるということは、現代に多い自律神経の乱れと言える。

*自律神経とは・・・自分の意志ではなく活動時に交感神経が働き、休息時に副交感神経が働く。そして内臓や内分泌の働きなどを調節する神経。

詳しくは「 自律神経の乱れ 」へ

陽 昼 夏・春 南・東 火 明 熱
陰 夜 冬・秋 北・西 水 暗 寒

陰陽の対応表

五行学説

陰陽論を補う概念が五行学説である。
「自然界や人間の体は、木・火・土・金・水という5つの要素から成り立ち、ある法則に基づき互いに関係を持ちながらバランスをとっている」という考え方。
このバランスが崩れると身体に何かしらの症状が現れる。

陰陽のバランスが崩れると症状が現れる説明

経絡と経穴(ツボ)

経絡とは、体内をめぐる気や血の通り道で全身に縦横無尽に張り巡らされているもの。

体の深奥部である臓腑から体表部の皮膚や筋肉までをつないでいる。そして病気に抵抗する力である正気や、病気に導く力である邪気の通り道でもある。

経穴とは俗にいうツボ。
体内における気や血の通り道である経絡が体表部に現れた点である。

病気の反応点でもあり治療点でもある。

361個の経穴がある。

東洋医学のブログは こちら

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