梅雨時期に多い「水太り」

梅雨時期に多い「水太り」

水太りとは、「水を飲んだら太る」という現象ではなく、「余分な水分が身体に溜まっている状態」です。

梅雨時期は吸い込む空気は水分を多く含んでいる一方、空気が湿っているので、呼吸や皮膚から排出している水分は蒸発しにくく汗も乾きにくい。

そのため体は余分な水分をため込みやすくなります。

 

体内の水分が過剰になると、むくみや頻尿、くしゃみ・鼻水、下痢、頭痛やめまい、不眠など、さまざまな不調を起こします。

 

さらに水太りの影響で冷えた体は、血流や内臓の働きも悪くなります。

そうすると体内の水分調整を行っている腎臓の機能も低下し、ますます体内の水分量が過剰になっていくという悪循環に陥ります。

 

水太りを防ぐために

体内の水分代謝をよくするためには、体を温め、血流を良くすることです。

雨で歩くことができない日は、お風呂に浸かって汗をかく、スクワットなどの筋トレ、ストレッチなどを意識して取り組んでください。

 

今月のツボ

豊隆(ほうりゅう)

 

場所

膝のお皿の下と外くるぶしを結んだ線の真ん中

効果

水太り、胃痛、胃もたれ、頭痛、めまいなど

 

 

この記事を書いた人

こんにちは。木氣治療室院長の石塚雅章です。痛みがない、病気になっていないから私は健康です、とは言えません。日常の動作や姿勢、生活習慣を見直し、予防しましょう。そして、体の不調がなく、趣味を長く続け幸せな生活を送っていただけるよう、サポートをしていきますのでよろしくお願いします。

あん摩マッサージ指圧師

はり師

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