うつ病と鍼灸

うつ病とは

うつ病は、一般的に気分の持続的な憂鬱や無気力感、興味や喜びの喪失などが特徴的な精神障害です。一般的な「気分が落ち込んでいる」という状態とは異なり、鬱病は日常生活において障害を引き起こすほど深刻で持続的な症状が現れます。

鬱病の症状

  1. 持続的な気分の憂鬱や沈み
  2. 興味や喜びを感じにくい
  3. 疲れや倦怠感
  4. 睡眠障害(過眠または不眠)
  5. 食欲の変化(食欲減退または増加)
  6. 集中力や決断力の低下
  7. 自己否定的な考えや価値観の低下
  8. 自己罪悪感や無価値感
  9. 自殺念慮や自殺企図

うつ病は治療が可能な疾患であり、心理療法や薬物療法(抗うつ薬)などが効果的な治療法として知られています。

また、運動や規則正しい生活習慣の確立、社会的なサポートなども重要な要素とされています。

早期の診断と適切な治療が、うつ病の症状の緩和や再発の予防に役立つことが多いです。

 

鍼灸におけるうつ病の施術

東洋医学は「心身一如の医学」と言われており、心と身体は一体です。
人体のあらゆる機能は心と身体の相互作用によってなされます。
精神状態や感情の動きを病因として重視し、身体の異常は精神活動に影響すると考えます。
病を全体的に捉え、局所だけでなく全体施術を重視します。

そのためうつ病の症状は身体と心のバランスの乱れに起因するものと考えられています。

東洋医学の観点から考えるうつ病。

  1. 気の滞り: うつ病の症状は、気の滞りや気血の不足が起こることによって生じると考えられます。
  2. 臓腑の不調: うつ病の症状は、肝、心、脾、肺、腎などの五臓の臓器の不調によって引き起こされると考えられます。

 

当院のうつ病の施術は、脈とお腹の状態を確認し、その方の体質を見極め、鍼灸を用いて優しい刺激にて施術をします。

また、その方にあった食事や睡眠などの生活習慣のアドバイスをします。

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