動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い
タンパク質とは!?
タンパク質は、肉・卵・牛乳・魚などに多く含まれる「動物性タンパク質」と、野菜・全粒穀物・大豆・豆類、ナッツなどに含まれる「植物性タンパク質」に分けられます。
筋肉やホルモン、免疫物質などはタンパク質でできており、合成と分解が常に繰り返されているので、食事でタンパク質をしっかり摂ることが必要です。
筋肉を維持するために
体重1kgあたりタンパク質1g以上、1日必要だと言われています。しかし、注意したいのは、動物性食品を食べ過ぎないようにした方が良いということです。動物性タンパク質はアミノ酸スコアが高く、良質なタンパク源になりますが、消化するための酵素を多く使ってしまいますので、食べ過ぎると消化不良を起こし腸内環境が悪くなります。
植物性タンパク質を増やそう!
植物性タンパク質は、アミノ酸スコアは動物性に比べ低いものの、食物繊維や抗酸化物質、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
ふだんの食事に含まれる動物性タンパク質を、少し植物性タンパク質に置き換えるだけで、糖尿病のリスクや心血管疾患などによる死亡リスクが低下する可能性があると言われています。
偏食はせず、バランスの良い食事を心がけましょう。
今月のツボ
合谷(ごうこく)
場所
手の甲側、親指と人さし指の骨が交わったところのやや人さし指側にあるツボ
効果
便秘、風邪、花粉症、歯痛、肩こりなど