＜睡眠時無呼吸症候群について＞

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中1時間に15回以上も呼吸が止まる状態のことです。

日本人は痩せていても睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。

顔が平たく顎が奥まり、気道がもともと狭いからなりやすいそうです。

＜睡眠時無呼吸症候群になると！？＞

・マイクロスリープが頻繁に起こりやすい

・生活習慣病になりやすい
・血液が粘着質になり心筋伷塞や脳伷塞が起きやすくなる
・休息ができず、自律神経、ホルモン、免疫も正常に働かない
・重症の場合、放っておけば約4割の人が8年以内に死亡する

＊マイクロスリープ(瞬間的居眠り）とは、1秒足らずから10秒間程度の居眠りで脳を守る防御反応のことです。

会議中や電車などで知らずに一瞬寝てしまっていたという経験があるかと思いますが、寝不足の方にマイクロスリープは起きやすいです。
カナダの研究では睡眠時無呼吸症候群を良くすれば個人の年間医療費総額が半分に減るというデータがあります。
またいびきは口呼吸であり、口呼吸は睡眠の質を下げます。鼻で吸って鼻で吐く「腹式呼吸」を寝る前に行うと、習慣化すれば鼻呼吸で寝ることができ、よりリラックスして寝ることが可能になります。

今月のツボ

神門（しんもん）

【ツボの位置】
手の平側の手首の折れ曲がるシワの線上で、小指寄りの端にある窪み

【効果】
不眠、どうき、便秘、緊張、ため息、物忘れなどにも効果的