食中毒の原因に野菜!?

食中毒の原因に「野菜」が増加傾向

年間を通じた食中毒で最も発生が多いのは細菌性食中毒ですが、原因食品に「野菜、果物」(キノコ、有毒植物は除く)も関係していて、近年増加傾向
がみられています。
その理由には健康志向による、サラダなどの生野菜を食す機会の増加が考えられます。
これらの食品は加熱工程がないので、食材の汚染、調理や製造中の二次汚染、調理後の包装や保存時などの汚染による食中毒菌の増殖が原因となっています。

予防方法

一般に野菜、果物の汚染は表面だけで内部にはみられません。
しかしカット野菜(キャベツ、レタス、ほうれん草など)では野菜から出る汁によって細菌が増殖し、汚染菌量も増加するので出来るだけ早く食べるか、低温に保存することが必要となります。
また和え物やおひたし用として一度煮た野菜では細菌の増殖は旺盛になります。
例えばポテトサラダなど和えたり、混ぜたりする調理時に汚染があると、それ以降には加熱工程がなく、提供までに要した時間が細菌増殖の時間となりますのでフタをして迅速に冷やし、冷蔵することが不可欠です。

 

今日のツボ

裏内庭(うらないてい)

食中毒のツボとして有名
場所
足の人差し指を足の裏側に折り曲げ、その指が足の裏に触れる場所
10秒程度指圧してください