悪玉コレステロール値が高い方必見
悪玉コレステロール値はなぜ上がる?
悪玉(LDL)コレステロールは体内にあるコレステロールの一種で、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割があります。
しかし、悪玉コレステロールが増えすぎると血管壁にたまり、やがてプラークと呼ばれる物質になることで血管が狭くなってしまいます。
コレステロールは体内での合成や食事からの摂取によって増え、反対に体内で消費されたり体外に排出されたりすることで減ります。
正常な状態では、こうした体のはたらきによってコレステロール値は一定に保たれています。
しかし、食事などの生活習慣の影響でバランスが崩れると悪玉コレステロール値が高くなってしまう場合があります。
主に値を上げてしまう原因は以下の4つです。
- 主に肉やバター、加工食品などに多く含まれる「飽和脂肪酸」の摂り過ぎ
- 卵や魚卵などに多く含まれる「コレステロール」の摂り過ぎ
- マーガリンやショートニング、牛肉、お菓子などに多く含まれる「トランス脂肪酸」の摂り過ぎ
- 受動喫煙も含む「喫煙」
悪玉コレステロールを下げるために
悪玉コレステロール値を上昇させる成分の摂取を控えることはすぐに思い浮かぶと思います。
しかし、特定の脂質の摂取を控えるだけでなく、食事においては体に必要な栄養素をバランス良く摂ることが最も重要です。
例えば、自分に必要な「摂取カロリー」を把握して調節すること、野菜類・果物・きのこ類・海藻類・豆類などに含まれる「食物繊維」を摂ること、ごま油や大豆油などの植物油や青魚などに含まれる「多価不飽和脂肪酸」を摂ることなどです。
今月のツボ
太衝(たいしょう)
場所
足の親指と人差し指の骨の間を足首の方になぞると指が止まる所
効果
脂質異常症、イライラ、めまい、頭痛、疲れ目など