酸化はお肌の大敵!?
活性酸素による酸化と肌の関係
活性酸素とは呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、外部からの様々な刺激を受け、通常よりも活性化された状態になることをいいます。活性酸素は、細胞間の情報伝達や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害(酸化)し、老化、肌トラブル、がん、心・血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。
肌の酸化は、紫外線やタバコ、過度な飲酒、脂肪の多い食事、日常的なストレスなどをはじめとする酸化ストレスに長年さらされることで、活性酸素を除去する能力が著しく低下し引き起こされます。その体内で蓄積されてしまった活性酸素は、あらゆる細胞を攻撃し、体の内側から肌の機能を低下させます。これにより、コラーゲンやエラスチンが減少したり、メラニン色素が増加したりして、シワやシミ、たるみ、乾燥などのあらゆる肌トラブルが起こります。
肌の酸化を防ぐ食べ物
β-カロテン(ビタミンA) ほうれん草、にんじん、トマトなど
ビタミンC レモンなどの柑橘類、小松菜、カリフラワーなど
ビタミンE アーモンド、ナッツ、大豆、マグロ、カツオなど
コエンザイム イワシ、サバ、牛肉、豚肉、ピーナッツなど
ポリフェノール 赤ワイン、緑茶、紅茶、そば、ショウガなど
今月のツボ
印堂(いんどう)
場所
左右の眉毛の内側を結んだ線のちょうど真ん中
効果
顔の血流アップ、花粉症、頭痛、眼精疲労など