飲酒で筋肉がつりやすくなる!?

アルコールと筋肉の関係

 

お酒を飲んだ次の日、体のだるさや筋肉痛、足をつる経験をされた方も多くいらっしゃるかと思います。

なぜアルコールを飲むと筋肉に影響が出るのでしょうか。

その正体は「急性アルコール筋症」と呼ばれる症状で、ジムなどで体を鍛えた後の筋肉痛のような症状が起こります。

その症状の原因は、アルコールを分解する際に起こるビタミン、ミネラルなどの電解質異常、またアルコールの分解時に出てくるアセトアルデヒドによる影響などがあるとされています。

 

また、筋肉の萎縮が慢性的に起きている状態を「慢性アルコール筋症」と呼びます。

慢性アルコール筋症は、肩やお尻、太ももなどの体幹に近い筋肉が痩せていきます。重篤な例では心臓の筋肉にも影響が出て、心不全になってしまうこともあるため、過剰なアルコール摂取は注意しなければなりません。

 

対処法は!?

 

急性アルコール筋症になってしまったら、お腹に優しい大豆製品などの良質な植物性たんぱく質を摂取するのがおすすめです。

また、お水を飲みアルコールを素早く排出するようにしましょう。

 

 

今回のツボ

 

名前

足臨泣(あしりんきゅう)

 

場所

足の甲側の薬指と小指の間の付け根から、手の指で足首へ向かって撫で、その指が止まる所

 

効果

アルコール分解、頭痛、肩こり、めまいなど

 

 



前の記事

2024年6月の予定